真言宗豊山派 第48回総本山青少年研修会を開催

真言宗豊山派

 

第48回総本山青少年研修会を開催

本尊宝前で田代管長がお授け

 

真言宗豊山派(星野英紀宗務総長)は7月28~8月1日、「青少年研修会」を総本山長谷寺で行った。

今年で48回目。結団式では、本山を代表して根岸榮宏寺務長が、また研修所長の笹岡弘隆教務部長が挨拶した。

小学校4年から中学校3年までの34人が参加。2人の講師、10人の指導者のもと、3泊4日の本山修行を体験。連日続く猛暑の中、安全面も考慮して山内での活動を中心に行った。

発心式の30日、本堂の本尊宝前で田代弘興管長は一人一人にお授けを行い、「暑い中だががんばって、仏の子として人に思いやりを持ち、人のためになる生き方を学んでください。そして、ここで出会った友達と、大人になっても仲良くしていける人になってください」 と垂示した。

研修生を代表して小河原空美さんが、「身も心も清らかになって、これからは仏の子としてひたすら精進することを誓います」と宣誓した。

参加者たちは暑さもなんのその、外舞台で御詠歌や読経などキビキビと講習の成果を発揮した。

「お授けの時は、すごく緊張しました」と話す子も、記念撮影のときにはリラックスした様子で、指導員引率のもと友達と一緒に元気いっぱい、境内へと向かっていった。