西山浄土宗 第1回五重相伝実行委を開催

西山浄土宗

 

第1回五重相伝実行委を開催

来年の開筵へ詳細検討

 

西山浄土宗は、立教開宗850年事業の一環として、「宗祖法然上人立教開宗八百五十年記念五重相伝」を来年5~6月に営む。24日、五重相伝実行委員会の第1回会合を開き、具体的な運営方法について検討を開始した。

五重相伝は5月14~18日に総本山光明寺で、6月11~15日に東京別院で開筵する。いずれも伝燈師は堀本賢順法主が、勧誡師は櫻井随峰執事長が勤める。総本山光明寺では、大授戒会を法主の任期中に1度のペースで営んでいるが、五重相伝は江戸期に開筵された形跡があるものの、近代に入ってから行われた記録は残っていない。櫻井執事長は「五重相伝で安心を得て、受戒で本願念佛の教えに沿った生き方をするのが本義。かねて総本山で開かれないことを疑問に思っていた」と話す。

(詳細は2019年8月7日号の紙面をご覧ください)