念法眞教 立教94年祭で報恩感謝

念法眞教

 

住みよい世の中づくりへ誓い

立教94年祭で報恩感謝

 

念法眞教は3日、総本山金剛寺で94回目の立教祭を、桶屋良祐第4代燈主の親修で営んだ。念法ご本尊と立教した開祖親先生に報恩感謝し、住みよい世の中づくりへまい進することを誓った。

全国の主幹者や二十五菩薩に扮した信徒らがお練り行道を行い、拝殿前広場に集合した。猛暑の中で額に汗する信徒らを前に桶屋燈主は、「この世の中が幸せでありますようにという願いを実現する汗だと思えば、もっと汗をかきたいと思いませんか」と呼び掛け、立教95年と100年に向けて、極楽浄土の建設にまい進していこうと垂示した。(写真)

祈願本堂で報恩謝徳の法会と式典が営まれ、阿弥陀経の読経や礼讃を行った。信徒ら2300人が集まり、今年3月に死去した東久邇信彦殿下に代わって新たに教団顧問となった東久邇佳子殿下らが来賓として参列した。

式典で一宮良範教務総長は、「念法の教えを実践し、菩薩の家庭をつくってほしい。念法の信徒は菩薩であらねばならない。自分の信心が一歩一歩進んでいるか振り返ってほしい」と話した。