真宗佛光寺派 慶讃法会に向け高札を除幕

真宗佛光寺派

 

慶讃法会に向け高札を除幕

4法要円成へ機運向上を

 

真宗佛光寺派は8日、2023年の慶讃法会に向け、本山佛光寺御影堂門前で4法要の修行を広く伝える高札を除幕した。

除幕式には、渋谷真覚門主をはじめ、内局や慶讃法会執行本部委員など約30人が参列。真覚門主が「立派な高札が出来上がって、慶讃法会への機運が高まります。ご縁に感謝し、親鸞聖人のみ跡を偲びつつ、お待ち受けしたいと思います」と〝お言葉〟を述べた。

慶讃法会は、「第33代真覚門主伝灯奉告」「親鸞聖人御誕生850年」「立教開宗800年」「聖徳太子1400回忌」の4法要を23年5月に3期18座併修する。21~23年の春法要では、伝灯奉告法要以外の3法要をそれぞれ事前に営み、法要の意味を味わう計画もある。

また法会に向け、最初の事業となる真覚門主の御巡教が来春にもスタートする。7月の教務所長会議と全国組長会議では、教区、組、もしくは組合同で受け、帰敬式と初参式をできるだけ執行する基本方針を示した。

佐々木亮一宗務総長は「いよいよ慶讃法会に向け、ここから事業が始まる。募財もお願いしなければならない。皆さんの協力を得ながら法要円成を目指したい」と寝殿改修など記念事業への決意を話していた。