大本山中山寺 星下り大会式執行

大本山中山寺

 

星下り大会式執行

昼夜に分け梵天の功徳を

 

兵庫県宝塚市の大本山中山寺(今井浄圓長老)は四万六千日功徳日の9日、法要および星下り大会式を執行した。西国三十三所の観音さまが、さながら星が下るように中山寺に結集したとの伝承をもとに行われているもので、稚児梵天を担いだ子どもたちが、元気な掛け声とともに本堂周辺を駆け巡った。(写真)

夜は大人の部で、宝塚市の無形文化財に指定されている。各塔頭の講員らが大きな梵天を奉じて、みこしのように担いで巡る勇壮な祭として人気が高い。