臨済宗建仁寺派高台寺 百鬼夜行プロジェクションマッピング

臨済宗建仁寺派高台寺

 

百鬼夜行プロジェクションマッピング

境内を幻想的にともす

 

京都市東山区の高台寺は、恒例の夏の夜間特別拝観と、ろうそくを献灯する「燈 tomoshibi」を開催し、方丈前庭では百鬼夜行プロジェクションマッピングを18日まで行った。(写真)高台寺の夜間ライトアップは1994年から始まり、20年以上続いている。数年前からプロジェクションマッピングを導入し、子どもたちや若者に好評だという。

また、「燈 tomoshibi」で先祖や親しかった人に向けて護摩木にメッセージを書き、ろうそくを献灯。温かな明かりが境内をともした。護摩木に先祖への感謝の気持ちを込めたという東京から訪れた40代の女性は、「初めて夜間に拝観した。幻想的な感じで、すてきだった」と笑顔で語った。

7月に奉納された画家・藤井湧泉氏の襖絵「妖女赤夜行進図」は9月29日まで特別公開している。