東本願寺 食とアートのマーケットを開催

東本願寺

 

食とアートのマーケットを開催

SL乗車体験に子どもたちも大喜び

 

「下京・京都駅前サマーフェスタ2019」の東本願寺を会場とした「京都 食とアートのマーケットin東本願寺」が24日に開かれ、昨年を大幅に上回る多くの人が集まった。

晴天に恵まれた当日は、初登場の大谷中学高等学校吹奏楽部の演奏で幕を開け、緑地帯の大イチョウでのツリークライミングや、ミニSL乗車体験に子どもたちも大喜び。

噴水前のステージでの楽しい催しや、今年からはフードコートも充実し、職員がブース配置を考慮して、参加者の動線もスムーズに流れるように配慮。また緑地帯の上で気持ちよさそうに食事をする家族の姿もあり、当日は西脇隆俊京都府知事も訪れた。

前夜のプレイベント「カラスマナイトフェス」はあいにくの雨となり、下京消防署と東本願寺の自衛消防隊による合同公開消防訓練は中止となったが、出席した門川大作京都市長は「〝お東さん〟と多くの人に親しまれ、京都駅から近い本山で、宗教都市、文化芸術都市である京都を感じていただきたい」と挨拶。ライトアップされた御影堂門と噴水の前で、音楽ライブが催された。

但馬弘真宗大谷派宗務総長は「〝カラスマナイトフェス〟には雨にもかかわらず多くの方に参加してもらい、いい雰囲気で催すことができた。両堂、御影堂門など6棟が重要文化財に指定されることが決まって初めてのサマーフェスタだったが、多くの観光客の方も東本願寺に足を運んでいただき、地域の皆さんの憩いの場ともなり、楽しんでいただけてうれしい」と話している。