聖護院門跡 21年ぶり「深仙灌頂会」を開筵

聖護院門跡

 

宮城門主が小仲坊で奥義伝授

21年ぶり「深仙灌頂会」を開筵

 

本山修験宗総本山聖護院門跡(宮城泰年門主)は、21年ぶりとなる修験最極の秘法「深仙灌頂」を9月6、7日と、9月7、8日の2組開筵する。

「深仙灌頂」は高祖役行者神変大菩薩が箕面山の瀧窟で龍樹菩薩より伝授された奥義を、701(大宝元)年大峰山の深仙において弟子義学に伝えたことに始まる。以来、1300年以上、本山修験の頭領である聖護院に師資相承されており、宮城門主に伝えられて52回目の開壇。おおむね20年に一度行われ、今回は21年ぶり。

聖護院から吉祥草寺を参拝、前鬼口から徒歩で小仲坊へ到着し、灌頂会を開筵する。