大谷大学博物館 柳宗悦・棟方志功と真宗―土徳の大地と民藝の美

大谷大学博物館

 

柳宗悦・棟方志功と真宗―土徳の大地と民藝の美

富山に息づく信仰風土にせまる

 

大谷大学博物館は2019年度特別展「柳宗悦・棟方志功と真宗―土徳の大地と民藝の美」を、11月28日まで開催している。

民藝運動の父と呼ばれる思想家・美学者の柳宗悦と、柳を師と慕った版画家の棟方志功。二人の思想や作品制作活動には、越中富山の信仰風土「土徳」が大きな影響を与えたという。

今回の展覧会では、「土徳」をテーマに取り上げ、二人のつながりや信仰について紹介。二人の作品や書跡、著作を通じて、真宗信仰が彼らに与えた影響をひもとく作品を展示する。

会期中は太田浩史日本民藝協会常任理事や、棟方志功研究家・石井頼子氏の記念講演会も企画している。