総本山醍醐寺 霊宝館で中国展開催記念特別展

総本山醍醐寺

 

霊宝館で中国展開催記念特別展

中国と日本で100万人が拝観

 

総本山醍醐寺は中国展開催を記念し、秋期特別展「悠久の祈り~醍醐寺の至宝」を12月10日まで霊宝館で開催している。

2016年に中国・上海市の上海博物館と西安市の陜西歴史博物館で「醍醐寺展」が開かれ、80万人を超える人が拝観した。また中国展を記念した「醍醐寺展」が、昨年と今年初めに東京のサントリー美術館と福岡の九州国立博物館で開かれ、中国と日本を合わせると100万人を超える人が会場を訪れた。

秋期特別展では、東京と福岡で公開した至宝の中でも、特に関心を呼んだ国宝「五大尊像」(写真)をはじめ、快慶作「不動明王坐像」(重文)や、俵屋宗達筆「扇面散図屏風」(重文)など、国宝15点、重要文化財31点を含む、よりすぐりの約80点余を展示している。