真言宗智山派 傳法両大会が盛儀に開白

真言宗智山派

 

布施浄慧化主の晋山記念

傳法両大会が盛儀に開白

 

 

真言宗智山派(芙蓉良英宗務総長)は10~13日、「布施浄慧化主御晋山記念慶祝傳法大会」を総本山智積院で開筵した。

宗門の後継者育成の要ともいうべき法流継承の重要厳儀で、化主晋山の年には「両大会」として傳法大会、傳法灌頂を厳修しており、灌頂は2020年3月6~12日に厳修する。

開白の10日、金堂で布施化主臨席のもと前講法要を営んだ。(写真=左が講師の飯沢秀三上座阿闍梨、右が読師の高麗行真執事)。

大会には総裁の上村正剛彌勒密寺住職、副総裁の倉持秀裕三學院住職と大津頼宥龍藏院住職が出仕。芙蓉宗務総長をはじめ役職員、智山講傳所阿闍梨らが出仕し、76人が厳修した。

紅葉を求めて訪れた参拝者らも厳かな儀式に出仕する多くの僧侶を、合掌で出迎えていた。