総本山智積院 新智積院会館の上棟式挙行

総本山智積院

 

新智積院会館の上棟式挙行

布施化主を中心に曳綱之儀

 

総本山智積院は16日、新智積院会館新築工事上棟式を山内役職員総出仕のもと行った。

法要ならびに式典には教区代表会の池田英乗議長、布施公彰副議長、総本山興隆企画委員会委員をはじめ、㈱東洋設計と㈱松井建設関係者、生徒監に引率された学院生らも参列し、布施浄慧化主を導師に総勢100人ほどが工事の安全を祈願した。

布施化主は「智積院会館は今日まで教化の中心として、社会に真言密教の教えを発信してきた。国内外の賓客を迎え、その目的および機能を充分に果たしたが、老朽化し、現代の生活意識に即応せんがため、新会館の建設に着工した。本日、完成を予感させる骨格が積み上げられた」と各位の労をねぎらい、工事の安全を願った。

法要後、曳綱之儀を執行。(写真)工匠が棟木を木槌で打ち固める槌打之儀を行った。