〝伝える〟とは何か 龍谷大でシンポジウム

 龍谷大学大学院実践真宗学研究科(鍋島直樹研究科長)は21日、公開シンポジウム「伝道を考える~これまで・そしてこれから」を開いた。節談説教とテクノ法要という「過去と未来」と見られがちな伝道方法を取り上げ〝伝える〟とは何かを話し合った。
 
 貴島信行龍谷大学文学部教授の講演「浄土真宗における伝道の目的と課題」では、伝道を「本願の救済が私に伝わり、他者に伝えること」と定義し、基本が「自信教人信」であることを確認。節談説教とテクノ法要 について解説や実演などで振り返り、全員で伝道の可能性を討議した。

(詳細は文化時報11月30日号をお読みください)