「おてらのでんき」1月関西へ 関東にも進出、事業拡大

 浄土真宗本願寺派の僧侶らが昨年10月に立ち上げ、中国地方で「おてらのでんき」事業を展開する新電力会社「TERA Energy」(京都市右京区、竹本了悟社長)が来年1月1日、関西圏に進出することがわかった。4月以降は関東圏での供給も手がける見込みで、12月末までに1000件の契約を目指す。

 「おてらのでんき」は、寺院や保育園などの寺院関連施設に、安価で安心な電力を供給する仕組み。電気料金の一部は「ほっと資産」として積み立て、寺院や社会性の高いNPO法人などへ寄付する。
 
 本願寺派関連のNPO法人「京都自死・自殺相談センターSotto」の代表を務める竹本社長らが、活動を通じてなじみのあった広島県を中心に展開。これまでに寺院や事業所など約110件の契約を結んだ。

(詳細は文化時報12月7日号をご覧ください)
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