新春迎える「福かさね」 伏見稲荷大社で準備始まる

 伏見稲荷大社(中村陽宮司)で新春の縁起物「福かさね」を作る迎春準備が始まり、神楽女7人が作業に取りかかっている。
 
 稲穂、守矢、絵馬、しるしの杉を組み合わせて作る「福かさね」には、五穀豊穣や魔除け、開運の願いが込められている。
 
 今年初めて準備を行う神楽女の星彩音さん(18)は、「令和になって初めてのお正月を良い気持ちで迎えていただけるよう、心を込めて作っています」と話していた。

 20日ごろから助勤者も加わり、作業が本格化。1万5千組を用意し、元日から参拝者に1組2500円で授与する。

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