浄土宗西山禅林寺派
全国支所長を対象に人権研修
僧侶として差別に向き合う
浄土宗西山禅林寺派は5日、全国の支所長を対象とした人権研修を永観堂会館で開催した。
部落差別の歴史をビデオ上映も交えながら学び、差別で苦しむ人が現在も存在する事実に対し僧侶として向き合う姿勢を持ち続けることが重要であることを確認し合った。
兵庫県多可町で部落差別を解消する活動を行っている団体「木の実学級」の会員を講師に行われた。「河原もの」と呼ばれた東山文化を支えた職方集団が、江戸期の宗門人別帳によって身分が固定化されたことなど、歴史的背景をビデオで学んだ。(詳細は2019年4月20日号の紙面をご覧ください)