高野山真言宗総本山金剛峯寺
414世葛西光義座主が晋山
行学一致の師表を戴き
高野山真言宗総本山金剛峯寺(添田隆昭執行長)で3月5日、第414世葛西光義座主の晋山式が執り行われた。
早朝6時、御幣を捧持した僧侶のお練りが金剛峯寺を出発。明けやらぬ伽藍諸堂を巡拝し、中門を経て御社へ練り歩き、御幣を奉安した。
中西啓寶前座主、飛鷹全隆寺務検校執行法印、土生川正道前官御房ら臨席のもと、役職員、山内住職や副住職、有縁者らが居住まいを正し列座する金剛峯寺で、葛西座主は高祖弘法大師の徳をたたえ、「永遠に宗門に加被を垂れ、山容の安寧をもたらされんことを」と、本尊宝前に奉告した。
(詳細は2019年5月18日号の紙面をご覧ください)