浄土宗芸術家協会 舞台芸術部門発表会を開催

浄土宗芸術家協会

 

舞台芸術部門発表会を開催

作詞・作曲家がそろって壇上に

 

浄土宗芸術家協会は21日、舞台芸術部門発表会を京都市内で行った。

光成輝道理事長は冒頭、「ほんの数人から始まった協会の演奏会が、今日まで続いた。継続は力なりというが、発表の場があることで、どんどん進歩し上達していく」と挨拶した。

三味線法話やチェロ、尺八、ピアノ、舞踊などさまざまな発表があった。

特に京都文教短期大学名誉教授でもある小川隆宏善導寺住職(京都教区)が指揮を執った女性合唱曲「ふうせん」他、数曲は本邦初公開。

プロ作詞家の国枝星志(本名・利章)氏(京都教区・親縁寺住職)と森本徳子氏が作詞した作品を預かっていた小川住職が、発表会のために曲を一気に書き上げた。小川隆昭善導寺副住職がピアノを担当し、小川住職と共に活動するアンサンブル・フレグランスの有志が美しい歌声を響かせた。

舞台挨拶に立った森本さんは「詞は曲が付いて初めて一人前になり、演奏する人があって初めて日の目を見る」と話した。多彩なジャンルの人たちが集まる芸術家協会ならではの舞台を作り上げた。(写真は右から小川住職、森本氏、国枝住職)