真言宗大阪市住職会 「青葉まつり」を盛儀に挙行

真言宗大阪市住職会

 

「青葉まつり」を盛儀に挙行

菅善通寺法主の法話や園児の歌も

 

真言宗大阪市住職会は19日、恒例の弘法大師空海ご誕生「青葉まつり」を大阪市内で開催し、約500人が参加した。道路および入り口には花御堂を設け、参拝者らが次々と灌仏した。

加賀哲郎副会長(三津寺住職)の開会の辞に続き、高野山金剛講大阪支所地方本部による奉詠が行われた。また、観音寺支部と滝山隆心氏が奉詠舞を献じた。

福島区和光園園児、同第二和光園園児が今年も献歌を披露し、会場は大きな拍手に包まれた。

佐久間義雄会長によると、同会の青葉まつりは終戦後間もない昭和20年代に始まった。佐久間会長は「大師号は諸宗の開祖が賜わっているが、弘法大師は入定から86年後に醍醐天皇より受けられた」と述べ、「時代は変わっても、その徳を偲び教えを受け継ぎたい」と挨拶した。

菅智潤総本山善通寺管長の講演「人生後半の幸福論」を聴講。

西塙康行副会長が閉会の挨拶で、明年の参加もと呼び掛けた。