浄土宗西山禅林寺派宗会 開宗850年慶讃事業を報告

浄土宗西山禅林寺派宗会

 

開宗850年慶讃事業を報告

特別昇級規程など議決

 

浄土宗西山禅林寺派(岡田相信議長)は25日、第121宗会を開き、宗祖法然上人立教開宗850年記念特別昇級規程など8議案を議決した。また、開宗850年慶讃事業として検討している内容も報告された。

同派では、中央および地方で開催する教学講習の受講が僧階昇級の基本となっているが、冥加料に相当する「教学資金」を納付することで僧階が上がる特別昇級制度を設けている。今回の規程改定では、今年8月1日から2025年3月31日の期間に限り、立教開宗850年を記念して「教学資金」の納付額を僧階に応じて3~5割引き下げることにした。

開宗850年慶讃事業については、建築・営繕部と参拝部、教化伝道部で部会から経過報告がなされた。建築・営繕部門では、現在議場として使用している聖峯閣をリフォームして宗務所を移設するほか、禅林寺会館を解体および除却して議場や会議室、宗務総長室などが入る施設に改築。また、現宗務所の内部改装を行う予定。現在、聖峯閣の基本設計を先行して進めており、その他の施設も検討していく。

(詳細は2019年6月29日号の紙面をご覧ください)