2月の注目記事

「メモで症状伝えよう」

2/7付3面

障害のある子を持つ母親らでつくる「スペシャルニーズのある人のやさしい医療を目指す会」(FMCA、中井美穂・吉田琴美共同代表)が2025年1月24日、大阪市東淀川区の市立青少年センターで講演会を開きました。「クリニックへ行く前にできること」をテーマに、看護師の河本鈴代さんが登壇。メモを使った症状の伝え方の工夫などについて、医療者の視点から分かりやすく説明しました。

「信頼高める手法体験」

2/21付3面

心の中の課題を言語化することで解決に導くオープンダイアローグを体験する「対話之文化まつり」が、浄土宗総本山知恩院和順会館(京都市東山区)で開かれました。オープンダイアローグは話し手が心境や自己理解を変化させて、対話を深める手法です。森川すいめい医師は「自ら話したいと思うように心境が変わったという発言があった。大人数であっても互いの信頼関係がつくられた」と振り返りました。

「絵で読む 釈迦の入滅」

2/21付6面

真言宗智山派長谷寺の寺庭婦人で、仏教画を分かりやすく解説する〝絵解き説法師〟の岡澤恭子さんによる釈迦涅槃図(しゃかねはんず)の絵解きが2025年1月28日、総本山智積院(京都市東山区)で開かれました。年間30~40回、全国で絵解きをする岡澤さんは「人生でつらいこと、悲しいことがあったとき、『私には仏教がある』『お寺に行ってもいいんだ』と思ってほしい」と話しています。