真宗大谷派
慶讃法要の総事業費は35億円に
テーマは宗務総長演説で発表
真宗大谷派は宗会(常会)を30日から開催し、同日に宗議会(僧侶議員)を、6月7日から参議会(門徒議員)を招集。2019年度予算のほか、23年に厳修する「宗祖親鸞聖人御誕生850年・ 立教開宗800年慶讃法要」の総計画案を12日の閉会まで審議する。
すでに議員には予決算書が送付され、慶讃事業 特別会計の総予算が35億円となることが分かった。事業予算の支出内訳は、①法要費(4億4515万円)②境内参拝設備費(4億5000万円) ③教学教化費(4億5990万円)④記念事業費(1億円)⑤宗門基盤整備費(8億5000万円)⑥伝道広報費(1億7500万円)⑦調進費(2億5760万円)⑧教区交付費(1億1600万円)⑨事務所費(5億1970万円)⑩予備費(1億2665万円)。
一方、収入の部は、①特別賦課金(5億676万円)②冥加金(200万円)③懇志金(29億9023万円)④雑収入(101万円)となっている。
また、慶讃法要のテーマは議会冒頭の宗務総長演説の中で発表されることも明らかとなった。
50年前のテーマ「生まれた意義と生きる喜びを見つけよう」は今も宗門人の心に響いている。今回の慶讃法要のテーマについては、昨年9月から教学会議の中で課題別委員会を設けて議論しており、どのようなものになるのかにも注目が集まっている。