高野山霊宝館 第40回大宝蔵展を開催

高野山霊宝館

 

第40回大宝蔵展を開催

高野山の名宝「漆工の美」

 

高野山霊宝館は、「第40回大宝蔵展高野山の名宝―きらめく漆工の美」を10月6日まで開催している。

重文・大日如来坐像(金剛峯寺)は元伽藍西塔本尊で、高野山開創から間もない時期の作と見られる。桃山時代の弘法大師坐像(万日大師作、金剛峯寺)は5年ぶりの公開。

そのほか、国宝・澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃(金剛峯寺)など漆工の名品や、重文・愛染明王像(金剛峯寺=後期)、先般新発見され注目を浴びた「圓通寺 八万四千宝塔」も特別公開している。