総本山智積院
名勝庭園ライトアップし観月会
声明や月輪観、コンサートも
総本山智積院は今年も「智積院観月会」を13日に開催し、約400人が参加した。
名勝庭園をライトアップし、国宝長谷川等伯障壁画、非公開宸殿堂本印象襖絵などを特別公開した。
第1部は同山僧侶による「声明公演」と、「月輪観」。参加者らは僧侶の説明を聞きながら、それぞれ「真ん丸なお月様」のイメージを浮かべながら、名月を楽しんでいた。
第2部は「お月見コンサート二胡の夕べ」。「小さい秋みつけた」などの童謡や、「川の流れのように」など、次々と奏でられる美しい音色が月の光の中で境内を満たしていった。