真言宗豊山派 香港居士林で田代管長の佛生会法要

真言宗豊山派

 

香港居士林で田代管長の佛生会法要

星野総長が長谷寺と観音さまの話を

 

真言宗豊山派は4月4~8日の日程で、田代弘興管長による香港居士林御親化を行った。宗派・本山事務局を含む総勢22人が団員として参加し、居士林林友らと交流した。

6日には受明灌頂を厳修。受者71人が入壇した。7日は、大坑福利会で田代管長が稚児加持を行った。輿上の田代管長を中心に稚児、僧侶などが香港居士林まで華やかなお練りを行い、佛生会法要を厳修した。

引き続き、居士林で講習会を開催。星野英紀宗務総長が「長谷寺観音様の秘密」と題して講演し、林友らは本尊十一面観世音菩薩にまつわる話を熱心に傾聴していた。

受明灌頂は、4年間の管長任期中に一度実施しているもので、田代管長は今年が初めて。「受者たちは大変感激したと話し、中には涙を流している人もいた。熱意をもって臨む姿に、私の方こそ深い感動を覚えた」と話していた。