浄土宗 教師修練道場が7日開校

浄土宗

 

教師修練道場が7日開校

源光院で初めての宣誓式

 

浄土宗は7日、3年ぶりに再開した教師修練道場の入行宣誓式を源光院(教師研修会館)で営んだ。校長を務める中村在徹宗務役員の導師で法会を勤めた後、入行生3人それぞれが「もっぱら信行を策励する」ことなどを宣誓した。(写真)

教師修練道場は1975年に開設されてから300人超の修了者があるが、入行者が確保できず2年続けて開設を見送ってきた。開会の挨拶で中村宗務役員は「本年は改元の年であり、浄土宗も機構改革を行った。この年に道場が再開されることは意義があること」と語った。副校長の稲田康雄教学部長は、道場清規を説示した後に「よくぞ入場いただいた。互いに励まし合い、無事に成満してほしい」と語り掛けた。道場再開に向けて尽力した川中光教宗務役員は「再開は大きな喜び。あとは無事に成満するよう願っている。道場修了者は宗内で活躍している人ばかり」と期待した。

道場では、入行者のプライバシーに配慮して、個室を整備するなどの改修を加えた。教師研修会館は教師の資質を向上させる施設として利用されているが、施設3階の道場が僧侶育成の場として1年を通じて利用されるのは今回が初めて。名実ともに教師の研修を行う施設としてフル稼働する。

道場の開催には多額の経費が投じられる。全国から集まった賦課金を財源としており、宗の将来を担う人材となるよう入行生には相応の努力が求められる一方、入行生が増加すれば1人当たりに要する費用が減少することから、宗では一定数の入行生を確保する仕組みづくりを検討している。