臨済宗東福寺派定期宗会
宗制の改訂を決定
簡易化で投票用紙の不備を減らす
臨済宗東福寺派は21、22日、第86次定期宗議会(中村定親議長)を開き、宗制改正や賦課金等検討委員会について議論した。
宗制改正については、選挙書式を改訂することを決めた。昨年の宗務総長選挙で、各寺院から届いた投票用紙に多くの不備があったことから、投票用紙の簡易化を検討。従来の投票用紙ののりしろや、封筒の封緘部分の押印、住所や寺院名の記入を削除することになった。沖泰隆宗務総長は「これまで厳格に規定していたが、無効と判断されるものが多かった。投票の意思が示された1票を確実なものにしたい」と述 べた。改正した宗制は5月22日から施行されている。
(詳細は2019年6月8日号の紙面をご覧ください)