アジア仏教徒協会(ABA) 日韓青少年交流派遣団を募集

アジア仏教徒協会(ABA)

 

日韓青少年交流派遣団を募集

寺院参籠体験や座禅体験を

 

アジア仏教徒協会(ABA)は、韓国青少年との交流を通じて友人をつくり、国際理解を深めることを目的に開催する2019日韓共同未来プロジェクト第11回「アジアの未来を担う日韓青少年交流派遣団」の参加者を募集している。

2002年に日韓が共同して開催されたサッカー・ワールドカップをきっかけに、この年は「日韓文化交流元年」と位置付けられた。さまざまな文化交流が行われる中、03年に大韓佛教曹溪宗の外郭団体「社団法人パーラミータ青少年協会」が、日本と韓国との未来へ向けた共同プロジェクトを立ち上げ、ABAに青少年の派遣を要請したことに始まる。

今回は8月1~5日の4泊5日で、ソウルでのパーラミータキャンプやテンプルステイ(寺院参籠体験)、座禅、英語による弁論大会などを行う。

募集対象は13~24歳の学生10人程度(小学6年生も可)。費用3万円程度。申し込みは、アジア仏教徒協会事務局(福岡市東区香住ケ丘5-9-38、☎092-400-3616)へ。

ABA常任理事でもある小島宗彦本光寺住職(佐賀県伊万里市)は「アジアの架け橋として曹洞宗僧侶が中心となって結成したABAも、今では臨済宗、真言宗、浄土宗、浄土真宗本願寺派など、宗派を超えた賛同者を得て活動の場を広げている。青少年を交互に派遣してお寺での滞在やホームステイをしてもらう交流派遣団も、若者たちの交流と研修の場となり、参加した青年たちが〝アジアはこころで結ばれる〟ことを実感してくれている」と話している。