12月の注目記事
「依存からの回復語る」
12/17付6面
真宗大谷派僧侶の三浦紀夫さんが5日、聞法道場「あかんのん安住荘」(大阪市平野区)で、いのちを考える研修会を開きました。薬物・アルコール依存の経験がある渡邊洋次郎さんを講師に招き、本紙のコラムニスト同士によるコラボレーションが実現。参加者は、非行に走ってしまった渡邊さんの体験から学びを得ました。
「佛教大学で若年性認知症知る」
12/17付6面
佛教大学と京都府は、若年性認知症のある人が交流するイベント「オレンジフェス」を開催し、当事者や学生ら約120人がカフェでの会話やだるま落としを楽しみました。フェスを統括した同大の奥山紘平助教は「当事者や家族がいろいろな葛藤や生きづらさを広く知ってもらう必要がある」と話しています。
「医の倫理 宗教者と学生で学ぶ」
12/3付2面
医療・看護職を目指す学生らと、医療現場で活動する全国の宗教者が机を並べて話し合う「医の倫理合同講義」が、京都光華女子大学と滋賀医科大学で行われました。さまざまな苦悩を抱える終末期患者の事例に、医療者としてどう接するべきか意見を出し合いました。