10月の注目記事
「『親なきあと』兵庫県に初の支部」
10/3付 1面
「一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室」の支部が兵庫県に開設され、宝塚市の成福院で「親あるあいだの語らいカフェ」が開かれました。障害を持つ子や引きこもりの子の親が、それぞれの思いや悩みを打ち明け合いました。
「霊的な病 無償の講師料」
10/8付 6面
渡邉洋次郎さんは中学生の頃に薬物中毒となり、以来、少年鑑別所、少年院、精神科病院、刑務所への入所・入院を繰り返してきました。現在は依存症回復施設で働きながら、自助グループのメンバーとして刑務所へメッセージを届けています。「自分たちが無償でもらったものを、もらえず苦しんでいる人がいるなら、見返りがなくとも行動したい」と言います。「生き直し」連載の2回目。
「門徒集うプレハブ寺」
10/22付 1面
石川県珠洲市の往還寺は、元日の地震で本堂が全壊。公費解体を行い、近くに小さなプレハブの寺院を建てました。「自宅が被災して仏具がない方でも、ここに来れば手を合わせられる。ご門徒さんのよりどころがあれば、心の傷が和らぐかも」と、自身も被災者でありながら、住職夫婦は寺院再建へ意欲を見せています。